ボーカル&コーラス マイクの使い方:


マイクに向かって「アー」と同じ音量で声を出しながら 
マイクと口の距離を 5mm位変えてみて下さい 
スピーカーから出る音量が 思っていたより非常に変化するのが
理解できます。


∴マイクは口へ出来るだけ近づけて 歌って下さい。

モニターから自分の声が聞こえ難い時は まず 
マイクと口との角度を最良にして 距離を最小にし 
モニターと耳との角度と距離も適切か確認して
それでも 聞こえ難い場合 
オペレーターにモニターの音量を上げてもらう事。

下図は マイクの角度は最良、 マイクと口との距離を最小にした 模範です。





但し モニターから十分自分の声が返って(聞こえて)いる場合は 
マイクと口の距離を上図のような かぶりつく距離にする必要はありません 
5mm程度 離した方が 近接効果などもあり 音の抜けは良くなります。





マイクのグリルボール(マイクの先端の丸い部分)は清潔とは言えませんので 
気になる方は 自分専用のマイクを購入するか(定番の SHURE SM58 が御勧め) 
グリルボールのみ そのつど取り外して交換する事も可能です(詳細は問い合わせ下さい)。
ウィンドスクリーン、ガーゼやビニールで覆う方法もありますが 音の抜けが若干悪くなります。
尚、
極まれに アース(地面)との電位差が激しかったり、これに敏感な方で 
唇がマイクに触れた時 電気を感じて不快な場合
ウィンドスクリーン、ガーゼやビニール袋 などで グリルボールを覆うと有効です。


良くないマイクの持ち方:

左画像のように
マイクの頭(グリルボール)の部分を
覆うような持ち方を よく見かけます
口との距離感がつかみやすく 
マイクを口に近づけやすくなりますが 
マイクを手で覆ってしまうほど
音がこもり 声が聞こえ難くなってしまいます。
ハウリングにも弱くなってしまいますので 
モニターから自分の声が聞こえ難くなってしまいますから
普段から 上記 画像のように 
正しい持ち方の癖をつけるようにして下さい。

















左画像のように
マイクの頭(グリルボール)の部分を
覆わないように持ちます。

この持ち方で
モニターから自分の声が聞こえ難ければ 
マイクを
もっと口に近づけ 
マイクの角度を
左画像のように口の斜めではなく
もっと正面に向けるようにします。

上手い人の動画 
Charice - To Love You More

彼女は、声質、ビブラート、リズムの切れ、センスなど 総ての面で優れており
この時期は 世界的大物歌手も一目置く存在に なっていました。
発声は 極めてオーソドックスで癖が無く  模範的です。
マイクの使い方が 非常に上手く  
声量があるので 声を張る所では かなりマイクを離す事もありますが
張れない所では マイクを口に近づけ 上手くコントロールしています 
これは モニターから返る 自分の声を 良く聴いているからです。


アマチュアに多いのですが 
ハンドマイク(スタンドを使わずマイクを手に持つ)で 
曲の間奏 時など 歌っていない時 
マイクをモニター スピーカーへ向けたり 近づけたり するとハウリングが起こります。
マイクが口の そば に無い時は スピーカーから離れて下さい。



初級偏

マイクはスピーカーに近づけたり向けない事(ハウリングが起ります)
マイクは唇が付く位近づけること。(マイクと口の距離が5mm離れるごとに音量が半分になる)

    A
    B
    C
A は声が通らずハウリングの一番の原因、 音質がこもり 音的に最低になる
B はプロの歌手でもよく見かけます まだまだ親指が邪魔をしていていい音になりきれないし
  ハウリングにも弱い
C  は合格です。これが基本中の基本です
    ゆえに AやBの持ち方をするとスピーカーからボーカルの音が聞こえ難くなりますので
癖などで  このような持ち方をする時は、モニターの音が聞こえ難い場合 
    正しい持ち方に変える事をお薦めします。

スピーカーから ボーカル(Vo)やコーラス(Cho)が聞こえにくい最大の原因は 
マイクを口に近づけないためです。
マイクが口から離れるほど バンドの場合 周りで ドラムやギターなどが大音量で
鳴っていますので それらの音を拾ってしまい 
ひどい場合には Voのマイク音量を上げると ドラムやギターの音が大きくなり
余計 相対的にVoが聞こえにくくなる事になってしまいます。
雑誌などで 「マイクから5cm口を離して歌うと良い声になり 近づけすぎると良くない」
などと書いてある事がありますが これは 録音や ジャズ、演歌など 小音量のジャンルしか
知識が無い人の記事で ポップス〜ロックは 音量が大きいですから該当しません。
∴ 自分の声が聞こえ難い場合は マイクと唇をできるだけ近づけて下さい。
マイクと唇の距離は5mm以内にできるよう 普段から練習する事を お薦めします。

ライブで一番 スピーカーから音量を上げ難いのが Vo、Cho です。

自分のVoやChoが聞こえ難い場合は 
口をマイクに(正しい方向へ) 出来るだけ近づけるほど大きくなります。
最大限近づけても音量が足りない場合 オペレーターの方で上げてもらう手順となります。

基本的にモニターのVo,Choは ハウリングを起こさない ぎりぎり付近まで
音量を上げてありますので 一番有効なのが 
口をマイクに(正しい方向へ) 出来るだけ近づける事になります。

Voの声量、声質(声が小さく、声の輪郭がはっきりしない)により聞こえ難い場合は 
口をマイクに(正しい方向へ) 出来るだけ近づけても聞こえにくくなります。
そのような時 Voを聞こえるようにするには 他のパートを下げるしかありません。




Cho(コーラス) マイク


Key Cho マイク

マイクスタンドを 演奏者の右に置いた方が 
演奏者自身で マイクスタンドの ネジなどの調整がしやすくなります。






Dr Cho マイク

効果的な ドラム コーラスマイクの使い方:

歌う時だけ 首を横に振り マイクに向かうように マイクの位置をセットすると 
ドラム モニターからのハウリングが起こり難い マイクの角度となりますし 
歌わない時は 正面を向いて 
マイクが目障りにならず ドラミングに専念できます。






白線枠がドラム モニターの標準位置



Vo、Choは 自宅練習が しにくパートですが 
ヘッドホーンで曲を聴きながら 
タオル類を両手で立体的に口に当て消音すると有効です。
タオルを厚く重ねるほど 消音されます。
自分の声は 骨を伝って聴くことができますが 
こもった音質となります。 
タオルの内側に 安価な小型コンデンサ・マイクを仕込むだけで  
こもった音質は改善されますが そのノウハウは後日機会があれば・・・。

ドラムも 自宅練習が しにくパートですが 
ゴムパッドなどで できた練習用ドラムが市販されています 
当社でも 販売していますが 
段ボール箱などを利用して 太鼓やシンバルの高さに調整し 
足(べダル)は 座布団を2つ折りにすれば バネの感覚が少し出せ
有効な練習ができます。